有限要素法による音場解析手法の構築とその可聴化

  • 深澤 一志
    中央大学大学院 理工学研究科都市人間環境学専攻
  • 宮内 暖季
    中央大学大学院 理工学研究科都市人間環境学専攻
  • 樫山 和男
    中央大学 理工学部都市環境学科
  • 吉川 仁
    京都大学大学院 情報学研究科先端数理科学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • DEVELOPMENT OF ACOUSTIC ANALYSIS METHOD USING FINITE ELEMENT METHOD AND ITS AURALIZATION

抄録

<p>本論文は,任意形状への適用性に優れる有限要素法を用いたインパルス応答解析に基づく音場解析手法の構築を行ったものである.開境界処理には高精度な吸収が可能な PML 法を用いた.また,移動音源の考慮をした解析を行うため,時変畳み込み演算手法の適用を行った.数値解析例として工事騒音と道路交通騒音問題を取り上げ,各種の先端改良型の遮音壁形状を有する問題に適用し,その効果について定量的な比較を行った.また,VR 技術を用いて立体音響に基づく可聴化システムを構築し,VR 空間において計算結果通りの音場がほぼ再現されていることを確認した.</p>

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