基礎疾患ごとの在宅看取りにおける医師と看護師の役割の違い

DOI
  • 片見 明美
    株式会社ヴィーナス 桜美林大学 老年学総合研究所
  • 渡辺 修一郎
    桜美林大学大学院国際学術研究科 老年学学位プログラム

書誌事項

タイトル別名
  • Differences in the Roles of Doctors and Nurses in End-of-life care at Home According to Underlying Disease

抄録

<p>基礎疾患ごとの在宅看取りにおける医師と看護師の役割の違いを質的研究により検討した.在宅医16名に,看取りの過程の違い・特徴,看取りの過程で果たす役割を調査した.在宅医5名,訪問看護師3名,専門看護師1名に半構造化インタビューを行った.分析テーマを「在宅看取りを可能にするために」分析焦点者を「在宅看取りに係わる医師および看護師」とし修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチにて分析した.看取りの大変さを感じる在宅医は25%であった.全員ががんと非がんで看取りの過程は違うと回答した.医師で共通していた「予後予測が可能」とする認識は,看護師ではあまりなく,終末期に大変さを感じる要因の一つになっていた.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390580793828149120
  • DOI
    10.34458/jahcm.5.1_1
  • ISSN
    24354007
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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