プロダクト・オーナーによるプロダクト・バックログの優先順位付け操作の分析
書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis of Time Intervals for Product Backlog Prioritization Operations in Scrum
抄録
スクラムでのプロダクト・バックログの優先順位付けにおいては,プロダクト・バックログはリファインメント(追加・変更・削除)があることが前提となる.このため,プロダクト・オーナー(Product Owner, PO)経験者は,プロダクト・バックログの優先順位付けにあたって,あまり時間をかけず,取り掛かるまでのスピードが速く,変更することへのハードルが低く,決断が速くて迷いが少ないという特徴があると予想した.これを確認するため,プロダクト・バックログ並べ替えの実験やワークショップを開催し,並べ替え操作を観察した.分析の結果,PO経験者は未経験者に比べて,操作間隔の平均が有意に小さく,個々の決断が速くて迷いが少ない傾向が認められた.
収録刊行物
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- 実践的IT教育シンポジウム rePiT 論文集
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実践的IT教育シンポジウム rePiT 論文集 2024 (0), 43-52, 2024-02-03
一般社団法人 日本ソフトウェア科学会 実践的IT教育研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390580859413159808
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- ISSN
- 27585549
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可