没入環境での仮想画面への視距離が及ぼすリラックス効果と作業効率への影響

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タイトル別名
  • Impact of Viewing Distance to Virtual Screen upon Relaxing Effect and Task Performance

抄録

<p>VDT症候群とは,長時間の過度な目の酷使やデスクワーク,誤りが許されない精神的な負担などPC利用者への複合的な影響から生じる諸症状をいう.本研究はVDT症候群の軽減を目的に,利用者からPC画面までの視距離が生むリラックス効果と作業効率について検討する.仮想世界に置くPC画面までの視距離を0.5m,8.0m,32.0m,128.0mの4通りとし,ISO9241のマウス操作検査であるタッピング/トレース検査,計算作業負荷であるクレペリン検査を用いて,マウス操作の速度と精度,計算作業の速度と正答率について実験を行った.ISO9241のアンケートを用いた肉体的疲労評価と,フリッカー検査と心拍計測を用いた心理的疲労評価を併用して考察を行う.本稿はその報告である.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390580870561037824
  • DOI
    10.11527/jceeek.2023.0_379
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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