リモートフィールド渦電流探傷法の感度改良

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タイトル別名
  • Improvement of a remote field eddy current testing

抄録

<p>リモートフィールド渦電流探傷法は強磁性体管の探傷,外面欠陥の検出もできる反面,周波数が高いと,磁性体管に発生する渦電流による磁束密度が励磁コイル電流による磁束密度を打ち消し,検出信号強度が悪くなる欠点がある.そこで,励磁電流による磁束密度を高めるために磁性体鉄心を励磁、検出コイル内部に挿入する改良法を提案し,測定により鉄心なしと鉄心ありの検出信号強度を調べた.その結果,両コイル内部を1本の鉄心で貫通したときは欠陥を検出できなかったが,両コイル内部にそれぞれ鉄心を挿入したときは鉄心なしよりも検出信号が大きくなり,検出感度も約15%上昇した.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390580870561056512
  • DOI
    10.11527/jceeek.2023.0_354
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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