人工ニューラルネットワークを用いた弱導電性を有する平板層状媒質の比誘電率分布の推定精度に関する検討

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Estimation Accuracy of Relative Permittivity Distribution of Planar Layered Media with Weak Conductivity Using Artificial Neural Network

抄録

<p>我々は、人工ニューラルネットワーク(ANN)とデータ前処理を用いて、層状媒質の比誘電率分布を推定する検討を行ってきた。これまでの検討では媒質を無損失と仮定していたが、コンクリート構造物の非破壊検査への応用を鑑みた場合、弱導電性を有する媒質でも比誘電率分布を推定できた方が便利である。そこで、本研究では、弱導電性を有する平板層状媒質に対して、ANNを用いた比誘電率分布の推定について検討する。数値実験では、直流成分を含まないパルスを入射して得られる観測データを用いた。ANNにより比誘電率と厚さを逐次に推定し、導電率の大きさが推定精度に及ぼす影響を調べたので報告する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390580870561070720
  • DOI
    10.11527/jceeek.2023.0_72
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ