NSSにより取得した位置情報と調査表による観光者の行動分析 ─NSS情報無線伝送システムの応用─
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- 神谷 達夫
- 福知山公立大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis of Tourists’ Behavior Using Location Information Obtained by An NSS and Survey Tables: An application of an NSS wireless information transmission system
抄録
観光イベント等の企画立案や会場の状況把握のために、著者らは、「ソーシャルディスタンス手持ち行燈」(ディスタンス行燈)と名付けた装置を開発した。この装置は、固定的に設置したアクセスポイントの近傍を通過した観光者を記録することができる。さらに、ディスタンス行燈の改良型は、GPS等の衛星測位(NSS)により取得した観光者の位置情報をデジタル小電力コミュニティ無線で伝送し、ほぼ即時的に観光者の行動を知ることができる。改良の結果、従来のディスタンス行燈では検出できなかったアクセスポイント間の観光者の動きや、会場間の観光者の移動経路をほぼ即時的に知ることができた。さらに、改良されたディスタンス行燈により取得された観光者の移動記録と調査票の回答を組み合わせて分析することで、観光者の属性ごとの経路の使用傾向を知ることができた。 システム運用の結果から、NSS位置情報を無線伝送することにより観光者の動きを即時的に取得できることは、イベント運営に役立つことが確認された。また、観光者の属性と移動経路に関連性が見られた。このことは、観光者の属性に対して会場での案内を変える等の応用が可能である。
収録刊行物
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- 日本観光学会誌
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日本観光学会誌 64 (0), 50-60, 2023-12-31
日本観光学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390580914996443648
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- ISSN
- 24367133
- 13418270
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可