市街地更新を契機とした地産地消型の熱電併給事業展開のあり方に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Decentralized energy system based on local generation and consumption at the urban renewal stage
  • Focusing on collaboration between Sapporo city center and suburbs
  • 札幌市都心部と郊外部の連携に着目して

抄録

<p>我が国はCO2排出量の削減に向けて、再生可能エネルギーの導入拡大とエネルギーの地産地消を推進している。しかし、再生可能エネルギーは都心部における賦存量が少なく、その供給は不安定である。そこで、地域熱供給と地域新電力が連携して地域に賦存する再生可能エネルギーを活用することが重要とされているが、その具体的な事業手法は明らかでない。本研究の目的は、市街地更新を契機とした地産地消型の熱電併給事業展開のあり方を明らかにすることを目的とする。結果、都心部における地産地消型の熱電併給事業展開に向けては、郊外部と連携した再エネ熱電の供給拡大と地域経済波及効果を考慮した熱電併給事業の評価が重要であると明らかになった。</p>

収録刊行物

  • 都市計画報告集

    都市計画報告集 22 (4), 649-653, 2024-03-11

    公益社団法人 日本都市計画学会

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