書誌事項
- タイトル別名
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- Selective Isolation and Characterization of Cellulolytic Bacteria by Cellulose Enrichment Method from the Rumen of Ruminants
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抄録
ワットマンセルロース濾紙を唯一の選択基質とする強化培地を用いる方法は反すう家畜のルーメン(第一胃)から繊維分解菌を分離するのに極めて効果的であった。ルーメン試料は非選択グルコース‐セロビオース寒天ロールチューブに接種する前に,強化液体培地中で36~96時間培養された。カナダでの実験では,釣菌した120株中,45株が繊維分解菌であった。マレイシアの水牛では,90株中36株が繊維分解菌であった。同様に日本での実験では,420株中,260株が繊維分解菌であった。アルゼンチンでの実験では,16株中10株が繊維分解菌であった。これらの繊維分解菌の大半はファイブロバクター サクシノジェネスであった。ルミノコッカス フラヴェファシエンスは小数出現し,ルミノコッカス アルブスは分離されなかった。トレポネマとの混菌は見られなかったが,ビューチリビプリオとの混菌がかなり観察された。本報に掲載した方法は,これまでの従来法のセルロース寒天培地法や可溶性炭水可物寒天培地法と比較して,効率的に短時間で出来,従来法のセルロース寒天法では,クリアー ゾーンを形成することが出来ない為,分離が出来なかったファイブロバクター サクシノジェネスを繊維分解能を保持したまま分離出来ると言う利点があった。
収録刊行物
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- JIRCAS Journal
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JIRCAS Journal 5 79-89, 1997-11-01
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390580915008453376
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- NII書誌ID
- AA11030483
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- ISSN
- 13407686
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB