実験レポートの「結果」と「考察」の書き方を理解する自習用教材の開発
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of self-study materials to help students understand how to write “results” and “discussion” in experiment reports
抄録
<p>中央教育審議会答申(2016)によると,「実験結果を分析して解釈・考察し説明すること」などに課題がある.そこで,本研究では,その課題を解決するために,まず,結果と考察の書き方のポイントがまとめられた「結果・考察の書き方シート」及び「結果カード」「考察カード」を作成した.次に,自習時間でそれらの教材と共に使用可能な自習用教材として,「結果・考察自習ドリル」を開発した.教育学部非理科専修の大学生43名を対象にして開発した自習ドリルの有効性を検討した.「結果・考察自習ドリル」の使用前後で,学生がもつ結果と考察を書くために必要な要素に関しての認識の変化について調査した結果,本研究で開発した「結果・考察の自習ドリル」が学習者単独で結果・考察を記述するために必要な要素を理解させることができる可能性が示唆された.</p>
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 38 (4), 53-58, 2024-03-16
一般社団法人 日本科学教育学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390580925873569792
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可