瞬時周波数とイベントに基づく音源情報の表現について

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タイトル別名
  • Voice source information representation based on the instantaneous frequency and events

抄録

<p>有声音は繰り返される気流の断続によって駆動される。この繰り返しの周期の逆数は、心理学的属性である音の高さ(ピッチ)と密接に関連している。有声音の大部分では、繰り返しはほぼ周期的であるため、有声音は基本波成分とその整数倍の周波数を有する信号として扱われることが多い。しかし、音声の開始部分や終了部分では、この繰り返しの間隔は周期性から大きく外れる場合が多い。しかも、実際の声門の閉鎖や開放は筋肉や粘膜の運動と流体および音響がが関わる複雑な過程であり、基本波成分と調波成分の周波数が整数比となる保証はない。ここでは構造を有する周波数変調を加えられた測定用信号を用いて、基本波の瞬時周波数とイベントに基づく時間間隔の逆数から求められる基本周波数との関係を調べる。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390581003356438528
  • DOI
    10.60274/asjsc.sc-2024-5
  • ISSN
    27582744
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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