人間性の共有を形成すること: 価値観の収斂と異なる未来への道に向けて

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Abstract

合意の欠落、見解の相違に満ちた状況では、わたしたちを結びつける考えや価値観に立ち戻ることが大切だ。この発表では、遺骨や副葬品などの埋葬に関連した器物について(子孫たちの)エイジェンシー(行為主体性)を否定することが、子孫たちの共同体にとり尊厳と人間性の否定になりうるさまざまな状況について検討する。まず、遺骨返還が問題化するときの文化的背景と専門的知について概観したあと、現在の対立状況が子孫の共同体だけでなく科学者や学問領域にも大きな損失を与えることを示す。最後に、このような状況を変化させようという意思とそれがうみだす利点を指摘する。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390581070826814720
  • DOI
    10.14943/jais.4.201
  • HANDLE
    2115/91326
  • ISSN
    24361763
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • IRDB
  • Abstract License Flag
    Allowed

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