透気試験による舗装表層の空隙率推定とひび割れや施工継目の密着性評価

書誌事項

タイトル別名
  • AIR VOID CONTENT ESTIMATION OF PAVEMENT SURFACE LAYER AND ADHESIVENESS EVALUATION OF CRACKS OR CONSTRUCTION JOINTS BY AIR PERMEABILITY TEST

抄録

<p> アスファルト舗装表層は,現場で締め固めることから締固め度が一定とは限らない.表層締固め度はコア密度等で管理されるものの,締固め不良個所を広範囲かつ面的に見つけるためのものではない.また,ひび割れ,施工継目,縁石境界等で不連続部が生じ,これらを経路として水や酸素等の劣化因子が舗装構造内に侵入する.表層不連続部は,舗設時に連続性を確保するとともに,クラックシール等を事後適用し封止するが,その水密性を実際に確認することは困難である.そのため,コンクリート構造物に用いられる表層透気試験を参考に,アスファルト舗装を想定したダブルチャンバ式の減圧透気試験器を試作し検証した.締固め度の相違や模擬ひび割れを設けた室内供試体,現場での締固め度の分布,施工継目やひび割れの密着性等を評価した.</p>

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参考文献 (1)*注記

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