乾湿繰返しの規則性がモルタルの水分移動特性に与える影響

  • 金氏 裕也
    鳥取大学 大学院工学研究科社会基盤工学専攻(〒680-8552 鳥取県鳥取市湖山町南4-101)
  • 原田 遼河
    オリエンタル白石株式会社(〒135-0061 東京都江東区豊洲5-6-52)
  • 黒田 保
    鳥取大学 大学院工学研究科社会基盤工学専攻(〒680-8552 鳥取県鳥取市湖山町南4-101)

書誌事項

タイトル別名
  • EFFECTS OF WETTING AND DRYING CYCLES REGULARITY ON MOISTURE TRANSPORT IN MORTAR

抄録

<p>乾湿繰返しを受ける鉄筋コンクリート構造物内部の鋼材は、水分と酸素の供給により腐食が発生・進展する環境下にあると考えられる。鋼材腐食の発生・進展を予測するためには、乾湿繰返し環境下におけるコンクリート部の水分移動特性を把握する必要がある。本研究では、モルタルの吸水実験および乾湿繰返し実験により測定したモルタルの飽和度分布および内部水分量の経時変化より、吸水過程および乾湿繰返し過程における水分移動特性に関して検討した。実験結果より、短期乾燥を含む乾湿繰返し過程における水分移動特性は、吸水過程における水分移動特性により表すことができる可能性があることを示した。</p>

収録刊行物

参考文献 (12)*注記

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