高炉スラグ微粉末を使用したモルタルの強度発現性に及ぼすカルシウムサルホアルミネート系早強材の影響

  • 田中舘 悠登
    デンカ株式会社 青海インフラ技術研究部(〒949-0393 新潟県糸魚川市大字青海2209)
  • 前田 拓海
    デンカ株式会社 青海インフラ技術研究部(〒949-0393 新潟県糸魚川市大字青海2209)
  • 樋口 隆行
    デンカ株式会社 青海インフラ技術研究部(〒949-0393 新潟県糸魚川市大字青海2209)
  • 荒木 昭俊
    デンカ株式会社 青海インフラ技術研究部(〒949-0393 新潟県糸魚川市大字青海2209)

書誌事項

タイトル別名
  • EFFECT OF CALCIUM SULFOALUMINATE-BASED EARLY STRENGTH ADDITIVE ON STRENGTH DEVELOPMENT OF MORTAR USING GROUND GRANULATED BLAST-FURNACE SLAG

抄録

<p>高炉スラグ微粉末(GGBS)の置換率が異なり蒸気養生を施したモルタルの強度発現性におけるカルシウムサルホアルミネート系早強材(EA)が及ぼす影響について検討した。EAの添加により、GGBS置換率に関わらず蒸気養生終了直後の脱型時の圧縮強度は増加する結果となった。EAの添加による脱型時の圧縮強度の増加量に及ぼすGGBS置換率の影響は小さい結果となった。強度増加の要因としては、エトリンガイト(AFt)等の水和物の生成による結合水量の増加によるものと推察される。材齢28日時点においてEAの添加による圧縮強度の低下は見られず、GGBS置換率25~75%では圧縮強度の増加が確認され、細孔構造の緻密化が確認された。</p>

収録刊行物

参考文献 (5)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ