風砕した電気炉酸化スラグ細骨材を用いたコンクリートの基礎的検討

  • 渡邉 清信
    株式会社東伸コーポレーション ソリューション事業部(〒245-0053 神奈川県横浜市戸塚区上矢部町2066)
  • 廣藤 義和
    株式会社東伸コーポレーション ソリューション事業部(〒245-0053 神奈川県横浜市戸塚区上矢部町2066)
  • 川崎 昭郎
    株式会社東伸コーポレーション ソリューション事業部(〒245-0053 神奈川県横浜市戸塚区上矢部町2066)
  • 福井 信行
    株式会社星野産商 マテリアル事業部(〒441-3436 愛知県田原市白浜2-1-3 東京製鐵株式会社 田原工場内)

書誌事項

タイトル別名
  • FUNDMENTAL STUDY OF CONCRETE USING AIR-CRUSHED ELECTRIC ARC FURNACE OXIDIZING SLAG FINE AGGREGATE

抄録

<p>近年、構造物は耐久性や耐震性の向上が更に要求されるようになった。この要求からコンクリートは高強度化が進んで粘性が増す傾向となり、また、配筋は高密度な状況が多くなり、コンクリートを密実に充填することが難しい状況が多くなった。他方、環境負荷低減及び天然資源保護の観点からJIS A 5011-4:2018に規格化されている電気炉酸化スラグ細骨材を用いてコンクリートの流動性を向上させ、打込み作業の合理化と作業性向上、高密度な配筋箇所への充填性改善から躯体品質の向上を目的とし検討を進めてきた。本報の実験範囲では、材料分離を考慮した場合、電気炉酸化スラグの使用量は細骨材の一部として40%置換まで利用可能であることを確認した。</p>

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