書誌事項
- タイトル別名
-
- RESTRAINT OF DEF EXPANSION USING ADDITIVES AND INVESTIGATION OF MICROSTRUCTURAL NATURES OF THE HARDENED PASTE
抄録
<p>エトリンガイトの遅延生成(DEF)の抑制対策として、フライアッシュ(FA)および高炉スラグ微粉末(BFS)の有効性が報告されている。本研究では、EPMAで取得した多点の面分析データを解析し、エトリンガイト(Ett)およびモノサルフェート(Ms)の分布状況を可視化した。DEF膨張したセメント系では、内部C-S-Hと外部C-S-Hの境界にEttが点在していた。FA混和系は内部C-S-H周囲にEttは認められず、多くのFA粒子内にMsやEttが生成した。FA粒子に硫酸イオンが消費される効果が加わり、膨張は抑制されると推察した。BFS混和系はMsが安定的に生成し、膨張に寄与するEttは認められなかった。</p>
収録刊行物
-
- Cement Science and Concrete Technology
-
Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 326-334, 2024-03-29
一般社団法人 セメント協会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390581148791460096
-
- ISSN
- 21873313
- 09163182
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可