GGBSを大量に使用した締固めを必要とする高流動コンクリートの基礎性状

  • 髙橋 駿人
    東京理科大学 創域理工学部社会基盤工学科(〒278-8510 千葉県野田市山崎2641)
  • 鈴木 将充
    東急建設株式会社 技術研究所(〒252-0244 神奈川県相模原市中央区田名3062-1)
  • 加藤 佳孝
    東京理科大学 創域理工学部社会基盤工学科(〒278-8510 千葉県野田市山崎2641)
  • 早川 健司
    東急建設株式会社 技術研究所(〒252-0244 神奈川県相模原市中央区田名3062-1)

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON THE BASIC PROPERTIES OF MECHANICALLY-COMPACTING FLOWABLE CONCRETE WITH HIGH-VOLUME GROUND GRANULATED BLAST-FURNACE SLAG

抄録

<p>施工の合理化、不具合発生リスクの低減、CO2排出量の削減、天然資源使用量の削減を目指した、混和材を大量に使用した締固めを必要とする高流動コンクリートを開発するために、普通ポルトランドセメント(OPC)を高炉スラグ微粉末(GGBS)で70%、80%置換したコンクリートでフレッシュ性状および硬化特性の基礎性状の把握を実施した。OPCコンクリートと比較して、結合材水比則が同様に成立し、また単位水量や細骨材率といった配合要因がフレッシュ性状に与える影響も同様であり、同一呼び強度の場合で単位水量を5kg/m3以上低減できることがわかった。硬化特性は、中性化に対する抵抗性を除き、OPCコンクリートと同等以上であることがわかった。</p>

収録刊行物

参考文献 (1)*注記

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