書誌事項
- タイトル別名
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- DESIGN AND DEVELOPMENT OF ADDITIVE FOR CO<sub>2</sub> FIXATION UTILIZING BY-PRODUCT CONTAINING Ca (1)
抄録
<p>γ-C2Sを主成分としたCO2固定型混和材への副産物原料の利用検討として、混入が予想されるAl2O3成分の影響を評価した。試薬を用いたクリンカーの焼成試験では、Al2O3含有量の増加に伴いC2AS相が増加するも、主成分はγ-C2Sであった。本検討内では、β相からγ相への相転移に与えるAl2O3成分の影響は小さい結果となった。クリンカー粉砕品の強制炭酸化ではC2AS相の増加に伴いCO2固定量が減少したが、OPCと混合したセメント硬化体ではCO2固定量に差異が認められなかった。セメント硬化体におけるγ-C2Sの反応はクリンカー粉砕品と比較して炭酸化材齢1日まで速やかに進む一方、以降は停滞したことから、硬化体中での含水状況や緻密化が反応速度に影響すると示唆された。</p>
収録刊行物
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- Cement Science and Concrete Technology
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Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 501-507, 2024-03-29
一般社団法人 セメント協会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390581148791471616
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- ISSN
- 21873313
- 09163182
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可