新型コロナウイルスに対する川崎市立多摩病院の取り組み

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抄録

<p>2020年2月21日,ダイヤモンド・プリンセス号から1名の新型コロナウイルス感染症患者が川崎市立多摩病院に搬送された。人員,物資,場所のいずれも十分な準備が整わない,まさに災害と捉えても過言ではない状況下での闘いの始まりであった。大きな波を繰り返しながらとどまることを知らず蔓延し続ける新型コロナウイルス感染症に対して,川崎市立多摩病院は法人各施設ならびに行政と密接な連携をとり,専用病床の確保や外来診療用コンテナの設置などの対策を講じつつ,全職員が一丸となり全力を注いで診療にあたってきた。本邦の新型コロナウイルスに対する感染対策の大幅な緩和という節目を迎えた今,川崎市立多摩病院におけるCOVID-19診療の軌跡を辿ってみたい。</p>

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  • CRID
    1390581148792895744
  • DOI
    10.14963/stmari.51.s239
  • ISSN
    21890285
    03872289
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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