東横病院感染管理班としてのCOVID-19対応の歴史について
説明
<p>COVID-19は2019年に中国武漢市で発見され,全世界に感染拡大した。この感染症は2020年から国内に拡大し続け,全ての医療機関がその対応に苦慮することになっていった。神奈川県では2020年3月から神奈川モデルを構築し,我々の施設もその傘下で対応してきた。当院は当初PCR検査機器を有していなかったため,発熱患者の受け入れ態勢を構築するにはかなりの時間を要したが,その後LAMP検査が導入され,院内で検査ができるようになり,徐々に対応を拡大することができた。2020年8月から入院前スクリーニング検査を開始し,その後同年11月から発熱検査外来を開設し感染者を外来で対応していった。2021年1月からは下り搬送の入院病棟での受け入れ,同年2月からは新型コロナワクチン接種,さらに,COVID-19院内発生の患者の管理など少しずつではあったが対応を拡大することができた。これまでの当院のCOVID-19対応の過程を簡単に報告する。</p>
収録刊行物
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- 聖マリアンナ医科大学雑誌
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聖マリアンナ医科大学雑誌 51 (Suppl), S273-S278, 2024
学校法人 聖マリアンナ医科大学医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390581148792898176
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- ISSN
- 21890285
- 03872289
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可