I. 総論 乳房への脂肪移植術の歴史的背景

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書誌事項

タイトル別名
  • Historical Background of Autologous Fat Grafting into the Breast

抄録

<p>19世紀の終わりころより行われ始めた自家脂肪移植 (Autologous Fat Grafting : AFG) は, 比較的安定的な効果が得られるまで, 紆余曲折の歴史的背景があった。その間, 多くの研究者によって生着原理が明らかにされ, 医療技術が進歩し, 医療器具も発展してきたことで治療成績の向上が得られてきた。そして, 乳房領域においても徐々に患者の負担やリスクを上回る明らかな有効性が確認されつつあり, 現在は実用化の時代に至ったように思われる。本稿では, AFG の紆余曲折の発展の過程から現在に至るまでの歴史的背景を解説する。</p>

収録刊行物

  • Oncoplastic Breast Surgery

    Oncoplastic Breast Surgery 9 (1), 19-25, 2024-03-30

    一般社団法人 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390581148793346176
  • DOI
    10.20699/jopbs.9.1_19
  • ISSN
    24324647
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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