書誌事項
- タイトル別名
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- Approaches and Practices for Mutual Communication in Online Science Events Using the Senses : The Effectiveness of Audio-visual Contents for Feeling Energy
- ゴカン オ カツヨウ シタ オンラインサイエンスイベント ニ オケル ソウホウコウ コミュニケーション ノ ジッセン : エネルギー オ シチョウカク デ タイカン スル コンテンツ ノ ユウコウセイ
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抄録
対面でのサイエンスイベントは,双方向的なサイエンスコミュニケーションの場の一つとして重要である.しかし,2020 年初頭より新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行し,サイエンスイベントのオンライン開催が急速に増加した.オンラインサイエンスイベントは,サイエンスコミュニケーションの灯を絶やさないという点で重要な役割を果たしているが,双方向性を持たせるためには対面でのイベントとは異なるアプローチを要すると筆者らは考えた.本稿では,筆者らが2021 年に企画・実施した,身の回りのエネルギーをテーマとした二つのオンラインサイエンスイベントの事例を紹介する.その中で,オンライン環境を生かすための工夫として,視覚と聴覚に訴求するコンテンツを活用したイベント設計を示すとともに,双方向的なコミュニケーションの場の構築の実践を示す.また,参加者に対して行ったアンケート結果を分析し,これらの工夫がオンラインサイエンスイベントの双方向性にどのように寄与するかを考察する.
収録刊行物
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- 科学技術コミュニケーション
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科学技術コミュニケーション 34 21-45, 2024-03
北海道大学 大学院教育推進機構 オープンエデュケーションセンター 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390581148794740736
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- NII書誌ID
- AA12317666
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- DOI
- 10.14943/109331
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- HANDLE
- 2115/91399
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- NDL書誌ID
- 033430205
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- ISSN
- 18818390
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可