自動運転車の混在が駐車場出入口周辺の交通流に与える影響に関する分析

DOI
  • 加藤 裕
    日本大学大学院理工学研究科博士前期課程交通システム工学専攻
  • 小早川 悟
    日本大学理工学部交通システム工学科
  • 田部井 優也
    福岡大学工学部社会デザイン工学科

書誌事項

タイトル別名
  • Analysis on the Impact of Autonomous Vehicle Mixture on Traffic Flow around Parking Lot Entrance

抄録

<p>駐車場出入口において周辺に歩行者がいない場合、ほとんどの車両が一時停止を行っていない。しかし、自動運転車が普及した場合には法令遵守で走行する車両が増加し、駐車場出入口での一時停止率が周辺の交通流の円滑性へ影響を与えることが考えられる。そこで本研究は、ミクロ交通シミュレーションを用いて自動運転車の混在状況において駐車場出入口における一時停止が周辺交通流に与える影響を分析した。その結果、自動運転車混在率が増加するほど、平均遅れ時間が増加する傾向が見られたが、多車線道路では入庫車両の後続車は第2車線を通過することが多いため、大きな遅れ時間が発生しないことが明らかになった。一方、交通量・歩行者交通量が増加することで平均遅れ時間が増加する傾向が見られた。</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 10 (3), A_35-A_42, 2024-04-01

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390581148795253760
  • DOI
    10.14954/jste.10.3_a_35
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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