要介護高齢者における専門職が捉えた尊厳ある死の実現に向けての促進因子と阻害因子

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タイトル別名
  • Promoting and Inhibiting Factors for the Realization of Death with Dignity for the Older People Requiring Care, Based on the Responses of Professionals

抄録

<p>【 目的】 本研究は,要介護高齢者の看取りに携わる専門職が捉えた尊厳ある死を実現するための促進因子および阻害因子を明らかにする.</p><p>【 方法】 開業医,訪問看護師など専門職14名に半構成的面接を実施した.</p><p>【 結果】 尊厳ある死を実現するための促進因子として,【高齢者の意思表明と家族の合意】,【家族の看取り受容と協力】,【看取りにおける専門職としての知識と姿勢】,【高齢者・家族と専門職の連携】の4カテゴリー,阻害因子として,【高齢者への意思表明支援の困難感】,【家族への意思決定支援の困難感】,【老衰においても治療希望する選択】,【老衰に対する医療の不明確さ】の4カテゴリーが抽出された.</p><p>【 結論】 尊厳ある死を実現するための促進因子として,高齢者・家族の視点および専門職の視点が確認できた.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390581179980556288
  • DOI
    10.57506/jseolc.080106
  • ISSN
    27583570
    24332763
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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