座り過ぎ生活を問い直す―「立って読み書く」実践と思索をふまえて―

書誌事項

タイトル別名
  • Reconsider your sedentary lifestyle ―Based on the practice and reflection of “reading and writing while standing”―
  • スワリ スギ セイカツ オ トイ ナオス : 「 タッテ ヨミ カク 」 ジッセン ト シサク オ フマエテ

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抄録

仕事や生活のスタイルが「立つ」から「座る」へとシフトするなか,「座り過ぎ」生活の弊害が顕在化している。「座り過ぎ」をめぐっては,国際的な関心が高まり,各種調査・研究を通して,警鐘や提言もみられる。「立つ」と「座る」のバランス,あり方が深く問われるに至っている。「座り過ぎ」への自らの反省をふまえ,定年退職を機に,立ち机を自宅の書斎に入れた。本格的に利用し始めて5年になる。小論は,「立って読み書く」5年間の体験と思索をもとに,貝原益軒[1713]『養生訓』などにも立ち返り,日々の生活と仕事のあり方について考察する。「立つ」を軸とする「読む」,「書く」の三位一体論として提示する。

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