【投稿/症例報告】ウェステルマン肺吸虫症の診断に局所麻酔胸腔鏡下生検が有用であった1例

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タイトル別名
  • Usefulness of thoracoscopy under local anesthesia for diagnosing Paragonimus westermani: a case report

抄録

症例は59歳,女性。倦怠感と胸膜痛の症状と右胸水を認め,胸膜炎の診断で抗菌薬投与が行われた。症状は軽快したが右胸水が増加し,原因精査のため入院となった。胸部CTでは右胸水貯留と特発性器質化肺炎と診断されている中葉の病変のほかに新たな病変を認めなかった。胸水検査では確定診断に至らず,局所麻酔下に胸腔鏡下胸膜生検を行った。生検組織に肺吸虫の虫卵を認め,血清学的にウェステルマン肺吸虫症の診断に至った。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390581257273679872
  • DOI
    10.24557/kokyurinsho.6.e00158
  • ISSN
    24333778
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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