抄録
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今回の実践は,食物栄養科の教職課程の指導内容を充実させることにより,1人でも多くの学生が,教員免許状取得・教員採用に向けてのモティベーションを高め,教員を目指すようになることをねらいとして実施した「食物栄養科教職課程魅力アップ事業」に関わるものである。年度当初からの授業での意識付けから始まり,社会福祉施設,中学校・高等学校・特別支援学校の各学校,計4か所における校外研修と,事業のまとめとしての教職講演会から構成している事業である。研修後のレポートからは,昨年度まで高校生であった学生にとって,本事業が,次年度の教育実習に向けての意識改革が図られる契機となっているとともに,各自が目指す教員像を描こうとしていることも窺える。将来的には,これらの取組が,食物栄養科の教職課程の発展に資することにもなれば幸いである。
収録刊行物
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- センターレポート
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センターレポート 43 14-24, 2024-03
別府大学短期大学部/幼児・児童教育研究センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390581312577996288
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- DOI
- 10.32289/cr04305
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB