近距離から通う別居介護者への訪問看護師による支援の特徴

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タイトル別名
  • Characteristics of Support Provided by Visiting Nurses to Caregivers who Live Apart from the Care Recipient and Commute from a Short Distance to Provide Care

抄録

<p>目的:本研究は,近距離から通って介護を行う別居介護者に焦点を当て,訪問看護師が実施している別居介護者支援の特徴を明らかにすることを目的とした。方法:訪問看護師13名に近距離から通って介護する別居介護者への支援について半構造的面接を行い,エスノグラフィーの手法を参考に分析した。結果:訪問看護師が行う別居介護者支援として【限られた接点での初期からの関係作り】,【情報共有による関係職種での食い違いのない対応】,【離れている間の安心をもたらす緊急時対応】,【今後に向けた意思決定の促し】,【別居介護者自身の対応力を高める助言】,【介護意欲を下げないための関わり】,【情報のギャップを埋める連絡】,【多重役割を持つ別居介護者の生活を優先した対応】の8カテゴリが抽出された。結論:介護者が別居であるがゆえに重要性が高い支援や特徴的な支援が明らかになったため,特徴を生かした支援の実施が求められる。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390581378931616768
  • DOI
    10.15065/jjsnr.20230810227
  • ISSN
    21896100
    21883599
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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