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- 道奥 康治
- 法政大学 都市環境デザイン工学科
書誌事項
- タイトル別名
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- PERFORMANCE OF RUBBLE MOUND WEIR IN CONTROLLING STAGE-DISCHARGE, DISSIPATING MOMENTUM-ENERGY AND PURIFYING WATER
説明
<p> 石積み堰の貯留(堰上げ)・流量制御機能,流体力,減勢効果,水質浄化特性を検討した.石積み堰では透過・伏没・越流などの流況に応じ6種類のRegimeが出現する.石積み堰と同一諸元の不透過堰を参照ケースとして不定流解析を実施し,増水・減水時やピーク時における石積み堰の水位・流量制御機能を評価した.次に,構造物に作用する流体力各成分を求め,石礫の内部抗力が生成される石積み堰の運動量欠損が不透過堰とは異なる点を示した.堰の全区間におけるエネギー収支は石積み堰と不透過堰で大差はないが,内部抗力が生成される区間では 2 つの堰でかなり異なることを明らかにした.さらに,礫間接触酸化の浄化実験に関する知見を援用して石積み堰の汚濁物質除去率を推算し水理量や構造諸元と自浄機能との関係を求めた.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集
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土木学会論文集 80 (4), n/a-, 2024
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390581378931795200
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- ISSN
- 24366021
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可