社会情勢の変化がもたらした食料品の買い物不便の問題の実態把握とその改善策に関する一考察

書誌事項

タイトル別名
  • The Actual Situation of the People’s Inconvenience of Grocery Shopping and Measures to Improve the Situation
  • A Case Study of the Tokyo Metropolis Focusing on the Influence of COVID-19 Infection Risk and Food Price Increases
  • コロナ禍前と2023年初頭の状況比較に基づく東京都の事例

抄録

<p>2023年現在,日本はCOVID-19の感染リスクと食品価格の高騰が共存する社会状況にある.その様な社会の中で,人々の食料品の買い物環境も大きく変容している.そこで本研究では,東京都の複数市町村を対象としたアンケート調査の結果に基づき,コロナ禍以前(2019年期)と2023年1月(2023年期)の時点間での買い物行動・意識の比較を主とする定量的分析を行う.特に,2023年期における人々の「買い物不便」の意識構造,その様な不便を抱える事の弊害について明らかにした.さらに,2023年期の買い物不便の改善に有効と考えられる施策についても検討した.それらの分析から得られた結果は,今後の食料品の買い物不便の問題の実態把握とその改善に向けた施策立案に役立つものである.</p>

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 59 (1), 118-129, 2024-04-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (9)*注記

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