地方都市における市街地形状が公共交通サービス水準に及ぼす影響に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Influence of Urban Form on the Level of Public Transportation Service in Local Cities of Japan

抄録

<p>本研究の目的は、地方都市における市街地形状の特徴を明らかにするとともに,人口密度や市街地形状といった人口の空間配置に関わる指標が公共交通サービス水準に与える影響を明らかにすることである.分析の結果、以下の三点が明らかとなった。第一に、市街地形状は、人口密度とは異なり、地理的制約や市街地連坦によって歪曲化する。第二に、人口密度と市街地形状歪度は、サービス効率性を測る指標であり、公共交通サービス水準を規定している。第三に、平均路線重複数は、人口の空間配置に関わる指標である人口密度・市街地形状歪度とは別に存在し、公共交通サービス水準を規定している。</p>

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 59 (1), 86-92, 2024-04-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (5)*注記

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