プロジェクトマネジャーの能力開発をめぐる視点とアプローチ

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  • Angles and Approaches to develop appropriate project managers' competencies

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抄録

プロジェクトマネジメント知識体系の世界標準化は国境を越えたプロジェクトを,国境を越えたステークホルダーと手に手を携えて実施していくという将来像を展望するときには非常に望ましい。特に異なる文化的背景と母語をもつプロジェクトチームメンバーの中でのコミュニケーションギャップのリスクを減らすことにつながる。共通の知識体系で話すときそれぞれレベルの違う英語でもわかり合える可能性が増えるからである。しかし,標準化はそうしたメリットがある反面,デミリットも伴う。例えば組織文化,チーム構成員間の知識の伝達スタイル,個人の感性やそれに基づく振る舞いなどの業務の進め方が西欧と日本では大きく異なる。本稿ではこうした課題にさまざまな視点から試みられている「現場発」の取組みを整理・概観する。

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