書誌事項
- タイトル別名
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- Differences in time till phlebitis onset in patients injected with ancaron injection or amiodarone hydrochloride injection 150mg “TE”
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抄録
<p>アミオダロンは成人の生命を脅かす不整脈の治療に広く用いられている。本研究では,2008年1月〜2021年12月までに当院で末梢静脈からアミオダロンを投与された患者314例を対象とした。これらの患者のうち,静脈炎を発症したのは40名(12.7%)であった。われわれは静脈炎発症までの時間を先発品と後発品の投与で比較した。 その結果,アミオダロンの後発品使用患者のほうが先発品使用患者よりも静脈炎発症までの時間が短かった(p<0.001)。さらに,後発品使用群ではアミオダロン投与開始時から静脈炎発症までの白血球の増加比が先発品使用群よりも有意に上昇していた(p=0.04)。これらの結果は,アミオダロンの後発品を患者に使用した場合,患者に不利益が起きている可能性を示唆している。後発点滴医薬品の安全性に関する情報は限られており,本研究で観察された違いの原因を特定するためにはさらなる研究が必要である。 </p>
収録刊行物
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- 日本臨床救急医学会雑誌
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日本臨床救急医学会雑誌 27 (2), 80-85, 2024-04-30
一般社団法人 日本臨床救急医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390581456540160128
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- NII書誌ID
- AA1124939X
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- ISSN
- 21879001
- 13450581
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- NDL書誌ID
- 033527915
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可