ALS脊髄の異常タンパクドレナージチューブとしての末梢神経機能と浸潤マクロファージの働き

DOI
  • 山﨑 亮
    九州大学大学院医学研究院神経内科学分野

説明

<p>難病中の難病である筋萎縮性側索硬化症の病態解明と治療法開発を目指し、著者らは全く新たな観点=脊髄前角細胞から末梢へ伸びる末梢神経軸索を「導管」に見立て、運ばれてくる異常蛋白の除去機構を疾患モデルを用いて検討した。その結果、マクロファージは確かに異常蛋白のクリアランスに寄与しており、これらのマクロファージ除去により脊髄前角細胞の脱落が促進した。末梢神経軸索輸送を介した異常蛋白の運搬除去に、マクロファージが重要な役割を果たしていることが明らかとなった。</p>

収録刊行物

  • ファルマシア

    ファルマシア 60 (5), 409-413, 2024

    公益社団法人 日本薬学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390581468909400448
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.60.5_409
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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