郊外戸建住宅団地における建築環境と健康に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
-
- A study on built environment and health of the elderly in a hilly suburban area
- COVID-19 experience and resilience
- COVID-19パンデミック期3年間の経験とレジリエンス
抄録
本研究は,丘陵地の郊外戸建住宅団地における高齢者を対象とし,ヒアリング調査と3年間の追跡調査により,健康の維持と継続居住の臨界点を探ることを試みた。フレイルに関して,80歳以上の女性は頑健な状態を維持していることが明らかになった。一方,独居及び85歳からの男性に継続居住の臨界点があると考えられた。また,玄関アプローチやガレージの空きスペースは,住人自身による物理的環境への適応がみられ,健康維持と関連の深いソーシャルキャピタルの再構築に貢献できる可能性があり,オールドニュータウンの持つ新たな側面への期待が見出された。
収録刊行物
-
- 住総研研究論文集・実践研究報告集
-
住総研研究論文集・実践研究報告集 50 (0), 127-137, 2024
一般財団法人 住総研
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390581468909640704
-
- ISSN
- 24338028
- 2433801X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可