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- Schneider Celine
- Sports Performance Research Institute New Zealand, Auckland University of Technology
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- Hooren Bas Van
- Department of Nutrition and Movement Sciences, NUTRIM School of Nutrition and Translational Research in Metabolism, Maastricht University Medical Centre+
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- Cronin John
- Sports Performance Research Institute New Zealand, Auckland University of Technology
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- Jukic Ivan
- Sports Performance Research Institute New Zealand, Auckland University of Technology School of Engineering, Computer and Mathematical Sciences, Auckland University of Technology
書誌事項
- タイトル別名
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- The Effects of Training Interventions on Modifiable Hamstring Strain Injury Risk Factors in Healthy Soccer Players: A Systematic Review
- ケンコウ ナ サッカー センシュ ニ オケル ハムストリングス ニクバナレ ノ シュウセイ カノウ ナ キケン インシ ニ タイスル トレーニング カイニュウ ノ コウカ : システマティックレビュー
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説明
<p>サッカーに特化した様々な傷害予防プログラムに関して有望な研究が報告されているにもかかわらず、ハムストリングス肉離れ(HSI)は依然としてこの競技における大きな問題となっている。そこで、HSIの予防に関する既存の知識を拡大するために、このシステマティックレビューでは、HSIの修正可能な危険因子(ハムストリングスの筋力、大腿四頭筋に対するハムストリングスの[H:Q]筋力比、大腿二頭筋長頭筋束長、およびハムストリングスのピークトルク発揮角度)が、様々なトレーニング介入後にどのように変化するかを明らかにすることを目的とした。レビューのプロトコルはPROSPEROに事前登録した(CRD42020177363)。文献検索は、PubMed、SportDISCUS、およびWeb of Scienceにおいて実施した。検索の結果、20件の研究をこのシステマティックレビューに採用し、それらの研究の方法論的質を報告した。介入は、エクササイズの特性(動作速度と筋収縮のタイプ)に基づいて分類し、各サブグループにみられた介入の効果は、示唆されているすべてのHSIの危険因子別に分析した。その結果、幅広い種類のエクササイズ(高速度および低速度、伸張性局面のみ、および伝統的なエクササイズ)を用いる介入が、少ない種類のエクササイズを用いる介入と比較して、すべてのHSIの危険因子を改善することが示された。したがって、これらの結果は、ハムストリングス損傷の危険因子の修正には、例えば特定のエクササイズを1~2種類のみ用いるより、広範な種類のエクササイズを用いるのが最も効果的であることを示唆している。</p>
収録刊行物
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- Strength and Conditioning Journal Japan
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Strength and Conditioning Journal Japan 31 (4), 49-68, 2024
特定非営利活動法人 NSCAジャパン