マンモグラフィの再撮影率調査のその後を考える

DOI
  • 内田 千絵
    浜松ろうさい病院中央放射線部 労働者健康安全機構放射線技師会 日本物理学会
  • 武藤 俊一
    千葉ろうさい病院中央放射線部 労働者健康安全機構放射線技師会
  • 斉藤 忍
    聖隷予防検診センター放射線課 日本物理学会
  • 早坂 みさを
    静岡県立総合病院放射線技術室 日本物理学会
  • 伊東 孝宏
    静岡県立静岡がんセンター画像診断室 日本物理学会
  • 上棚 稔之
    有隣厚生会富士病院放射線科 日本物理学会

書誌事項

タイトル別名
  • The survey about Retaking Mammography: Second report
  • −全国調査第2報−

抄録

第32 回日本乳癌検診学会学術総会(2022 年浜松市)のワークショップ2「マンモグラフィの再撮影を考える」として,全国51 施設,技師283 人,調査総件数50,248 件(以下,全国)のマンモグラフィの再撮影率調査を行い,そのうち全国労災病院(以下,全国労災)の調査数は28 施設(技師129 人,調査総件数17,526 件)であった。2022 年調査時の全国の再撮影率平均は10.9%,全国労災の再撮影率平均は15.4%であり,全国労災再撮影率は全国平均よりも4.5%高く,経験年齢層別で比較しても全国平均より高い値となった。この結果を全国労災へフィードバックし,2023 年に改めて全国労災を対象とし再調査を行なった。今回の調査では撮影認定資格の有無および装置更新の有無を独立変数に加え,重回帰分析を行った。再撮影率が前回と比較し,どう変化しているのか,撮影認定資格の有無や装置更新からの影響はあるのか,全国労災の再撮影率の低減のために何をすべきかについて検討した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390581478443756288
  • DOI
    10.3804/jjabcs.33.29
  • ISSN
    18826873
    09180729
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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