腎生検の実際~腎臓の解剖、腎組織の採取と取り扱い

DOI
  • 矢吹 映
    鹿児島大学・獣医共同獣医学部・附属動物病院

書誌事項

タイトル別名
  • Practical manner of renal biopsy: anatomy of the kidney, and sampling and handling of the renal tissues

抄録

腎生検は、腎疾患、特に蛋白漏出性腎症の原因となる糸球体疾患の診断に必須の診断法である。しかしながら、腎生検は侵襲的な検査法であり安易に実施するものではない。また、診断には一般的な光学顕微鏡検査だけでなく電子顕微鏡や蛍光抗体法が必要であり、採取した腎臓組織の取り扱いにも相応の知識と準備が必要である。本稿では、腎生検を安全に実施し、良質な組織を採取するための腎臓の解剖とサンプリング法、組織の取扱法について解説する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390581544797511040
  • DOI
    10.24678/javnu.15.1_4
  • ISSN
    24340146
    18832652
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ