MonoMAC症候群合併妊娠の1例

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タイトル別名
  • Pregnancy complicated by MonoMAC syndrome: A case report

抄録

<p> MonoMAC症候群(monocytopenia and Mycobacterium avium complex infections syndrome)はGATA2欠損症候群の一型で,抗酸菌,HPV(human papillomavirus)などのウィルスや真菌に対する易感染性を示し,造血器疾患を発症する原発性免疫不全症である.症例は32歳,1妊0産.27歳時MonoMAC症候群および骨髄異形成症候群が判明.HPV感染により尖圭コンジローマを繰り返し,29歳には子宮頸癌1A1期で子宮頸部円錐切除術施行.32歳で妊娠し,子宮頸部細胞診は妊娠8,30週ともにASC-H.妊娠中尖圭コンジローマは難治性で妊娠37週4日に選択的帝王切開での分娩となった.尖圭コンジローマは産後1カ月健診時にはほぼ消失した.MonoMAC症候群合併妊娠では感染症のコントロールが重要であり,早期対応ができるよう呼吸器内科や血液内科と連携することが必要である.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390581566949719808
  • DOI
    10.34456/jjspnm.60.1_142
  • ISSN
    24354996
    1348964X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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