書誌事項
- タイトル別名
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- Slope failure risk assessment by simplified simulation of rainfall-induced, infiltration, surface water, and erosion
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説明
<p>近年,豪雨による土砂災害が多発しており,その深刻化が懸念されている。豪雨による土砂災害の発生要因の一つとして,表流水の地表面の侵食による影響が示唆されている。そこで本論文では,Nguyen et al.によって開発されたコード TAG_FLOW に基づいて予測された表流水の水位などをもとに,地表面で生じる侵食の状況を時刻歴的に評価することを試みた。計算対象としたのは,令和元年東日本台風で甚大な被害を受けた,群馬県富岡市内匠地区の斜面災害の事例である。再現解析を実施した結果,侵食のモデル化などにいくつかの改善課題はあるものの,実際の災害現象をある程度は定性的に表現し得ることが確認され,今後の同手法の応用の可能性が示唆された</p>
収録刊行物
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- 地盤工学ジャーナル
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地盤工学ジャーナル 19 (2), 169-181, 2024-06-01
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390581854527029504
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- ISSN
- 18806341
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可