書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on Legitimate Peripheral Participation and Coaching of Clinical Reasoning in Clinical Clerkship Fieldwork
- クリニカル ・ クラークシップ ホウシキ サギョウ リョウホウ リンショウ ジッシュウ ニ オケル セイトウテキ シュウヘン サンカ ノ ホウホウ ト リンショウ スイロン ノ モホウ ニ カンスル イチ コウサツ
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説明
リハビリテーション病院の総合臨床実習にクリニカル・クラークシップ(以下, CCS)方式を用いた作業療法学生(以下,OTS)の臨床技能習得の過程を報告する.OTS は, CCS の 4 段階の学習プロセスに基づき,スケジュール管理や模擬カルテ記載等を含む臨 床教育者(Clinical educator 以下,CE)の全担当患者の作業療法に参加し,臨床技能の経 験を積んだ.また,臨床推論の理解のために作業療法士の臨床思考過程を説明したツール である生活行為向上マネジメントを用いた.その結果,OTS の CCS 学習プロセスは一部 の検査や IADL 訓練が実施レベルに到達した.これは,CE から臨床推論の説明を受けた 上で見学・模倣・実施を能動的に繰り返したことで,OTS の臨床技能の習得が促進でき たためだと考えられる.また,生活行為向上マネジメントの利用は,問題点の焦点化や予 後予測などの臨床推論を学ぶために有効だと考えられる.
収録刊行物
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- 日本保健科学学会誌
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日本保健科学学会誌 25 (4), 246-255, 2023
日本保健科学学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390581865539680384
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- NII書誌ID
- AA12001334
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- ISSN
- 24333018
- 18800211
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- NDL書誌ID
- 032807343
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可