オーバーツーリズムの対応策に関する一考察

  • 山下 裕明
    学校法人大和学園 京都ホテル観光ブライダル専門学校

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of Solutions to Overtourism
  • -A Case Study of Kyoto City-
  • -京都市を事例として-

説明

<p>2023 年に入り訪日外国人観光客数が急激に増加した。増加に伴い、オーバーツーリズムの問題が俎上に載せられるようになった。本論文では、未だ決定的に解決していないオーバーツーリズムの対応策について考察する。オーバーツーリズムは、観光地のキャパシティを超えて観光客が訪れることにより起こる。観光地のキャパシティは、ホテル数や面積等で決まる「都市キャパシティ」より、住民の感情等により決まる「住民キャパシティ」の方が小さく、後者を拡大させることが対応策のひとつになる。「住民キャパシティ」を拡大させるには、ピグー税・ロードプライシング等による直接的な分配、経済効果の見える化が有効である。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390582617852215296
  • DOI
    10.18979/jitrproceedings.38.0_81
  • ISSN
    24366188
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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