移動の本源的需要に関する学問分野の体系化と需要発生要因に関する一考察

書誌事項

タイトル別名
  • Systematization of the Discipline of Primary Demand for Travel and Consideration of Demand Generators

説明

<p>次世代交通の導入やテレワークの普及に伴い、移動自体の価値を評価する必要性が増している。そこで本研究では移動自体が目的となる需要である移動の本源的需要に着目して概念整理を行う。既存研究では本源的需要の概念が研究ごとに異なり、学問分野を跨いだ概念の整理もなされていない。本研究では移動の本源的需要に関連する概念を様々な学問分野から整理し、4 象限で位置づけを整理した。その上で、移動を層別し,各移動における本源的需要について要因を整理した。整理の結果、市街地での私事行動のような比較的近距離の非日常移動における本源的需要の発生要因が最も多様であることが明らかとなった。外出率の向上や市街地活性化に向けて、個人と社会の両面に着目した魅力的な交通サービスや都市環境の整備が必要である。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390583159492064512
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.44.0_597
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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