体導音データを用いた睡眠時無呼吸症候群の検知手法の検討

書誌事項

タイトル別名
  • Investigation of Sleep Apnea Detection Methods Using Body Conducted Sound Data

説明

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome: SAS)は睡眠時に 10 秒以上の呼吸停止または低呼吸になる疾患である。いびきなどの症状に加えて,眠りが浅くなることにより健康面で様々な悪影響を及ぼす。また本疾患は自覚症状があまりないことが多く,症状に気づかずに生活を続けることで重大な事故を起こす可能性がある危険な疾患である.SAS の検査方法として頭や腹部に筋電図,心電図,呼吸モニターなど多数の測定機器をつけて1晩寝るポリソムノグラフィー(Polysomnography: PSG)というものがある。これには無呼吸,低呼吸の回数だけでなく,眠りの質や体位と無呼吸の関係など様々な項目がわかるという利点がある。しかし,入院しての検査が必要であるため時間や費用の面で負担が大きく,検査を受けにくいという問題がある。そのため,手軽で SAS 検知により有用な計測システムの開発が望まれている。本研究の目的は,体導音センサを用いた小型計測システムを開発し,より手軽に睡眠時無呼吸症を発見できることである。体導音とは,心臓や肺から発する音が骨や肉を通じて体表に伝わる音のことである。体導音計測システムは体導音を集音し,データ解析を行うことで,呼吸と心拍の両方を同時に計測することが可能である。これにより,従来の複雑で時間のかかる検査に代わり,手軽で効率的な方法を提供することが可能になると考えられる。本研究ではセンサで取得した体導音から呼吸音の特性を生かすことで周期性の呼吸と非周期性の呼吸状態の識別を行った。意図的に SAS の症状があるような無呼吸状態での実験を行い,有用性を検証した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390583159492185984
  • DOI
    10.12792/iiae2024.022
  • ISSN
    2424211X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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