アスベストの分析―顕微鏡法と粉末X線回折法

書誌事項

タイトル別名
  • Analyses of Asbestos Using Microscopic and X-Ray Diffractometric Approaches

説明

<p>顕微鏡法またはX線回折法を用いることで,建築材料中のクリソタイルやクロシドライト,アモサイトなどのアスベスト鉱物を定量できる.大気中あるいは建築材料中のアスベスト繊維は,光学顕微鏡や電子顕微鏡で観察・計数することができる.建築材料中のアスベストは,酸処理で基材を除去した上で,基底標準吸収補正‐X線回折法で定量している(JIS A 1481).他方,通常の粉末X線回折法でもアスベストを定量することは可能である.顕微鏡法やX線回折法を用いたアスベスト分析について概観した.</p>

収録刊行物

  • X線分析の進歩

    X線分析の進歩 40 (0), 87-100, 2009-03-31

    公益社団法人 日本分析化学会 X線分析研究懇談会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390583394349288448
  • DOI
    10.57415/xshinpo.40.0_87
  • ISSN
    27583651
    09117806
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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