書誌事項
- タイトル別名
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- Development and education of young children : understanding how children develop to support learning
説明
新学習指導要領において,幼稚園課程では「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」として,幼児が身に付けていくことが望まれる具体的な姿が提示されている。しかし,小学校教育課程では,「心身の発達の段階や特性に対する考慮」が必要であるという記述はあるものの,具体的な児童の発達段階について把握し,ある学年の児童の姿を総合的に捉えるための情報は十分に集約されていない。そのため,実際の学習指導では,子どもの心身の発達段階や特性の考慮に加え,学びの基盤となる認知機能の把握が望ましい。この認知機能は心理学では「知能」とされ,与えられる情報の種類や提示の仕方による情報処理の特徴や処理速度や量への影響が把握でき,この視点と学校での学習行動や習得度とを関連づけてとらえることで,子どもの「学び」支える具体的な指導の工夫が見えてくる。そのため,「知能」いう視点を取り入れることが今後の課題と考えられる。
収録刊行物
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- 日本体育大学大学院教育学研究科紀要
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日本体育大学大学院教育学研究科紀要 3 (1), 23-34, 2019-09-30
日本体育大学大学院教育学研究科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390583790040636032
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- NII論文ID
- 120006788510
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- ISSN
- 24338656
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可