Study of effective prewarming in the operating room

DOI Web Site
  • Hara Kentaro
    独立行政法人国立病院機構長崎医療センター手術センター 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻
  • Yuge Ayaka
    独立行政法人国立病院機構長崎医療センター手術センター
  • Nagasaka Takafumi
    独立行政法人国立病院機構長崎医療センター手術センター

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Other Title
  • 手術室における効果的なプレウォーミングの検討
  • シュジュツシツ ニ オケル コウカテキ ナ プレウォーミング ノ ケントウ

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<p>要旨：</p><p>［目的・対象］プレウォーミングの有効性とその実施方法を検討するために，国内外における介入研究について文献レビューを実施した。</p><p>［方法］術前加温に関する文献を対象とし，国内文献は医学中央雑誌Web版，海外文献はPubMedを用いて，2010年1月1日から2019年11月30日までの文献146編を抽出した。国内文献は「術前加温」「プレウォーミング」，海外文献は “preoperative warming” “prewarming” のキーワードで検索した。対象文献について，各文献を精読し，① 診療科，② 麻酔種類，③ 手術部位，④ 加温方法と追加加温の有無，⑤ 加温温度，⑥ 加温時間，⑦ 中枢温への影響と加温効果，⑧ 副次的効果について分析した。</p><p>［結果］抽出した文献から，25編（海外文献25編，国内文献 該当なし）を分析対象とした。</p><p>［考察・結論］プレウォーミングが中枢温に及ぼす効果にはばらつきがあり，適切な方法で実施しなければ，効果がみられない可能性が推察された。本研究の分析の結果，効果的なプレウォーミングは，全身型，もしくはガウン型のブランケットを使用し，麻酔開始30分以上前から温風加温器の高温設定（43°C以上の加温温度）で実施することで，中枢温に影響を及ぼすような効果を発揮する可能性があると結論付けた。</p>

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