有明海・八代海における水環境評価に向けた九州主要8河川における流量確率分布および最適確率分布形の推定

書誌事項

タイトル別名
  • DISCHARGE PROBABILITY DISTRIBUTION AND OPTIMAL PROBABILITY FORM IN THE MAIN EIGHT RIVERS IN KYUSHU TOWARDS EVALUATION OF WATER ENVIRONMENT IN ARIAKE AND YATSUSHIRO SEA

説明

<p> 流量による影響は沿岸域における貧酸素水塊の発達・形成に影響を及ぼすため,流量発生確率評価は水環境分野においても重要である.しかし,降水量の観測値と比較して,流量に関する確率評価は観測データ数の乏しさや測定方法に起因する不確実性が存在しており,研究例は数が少ない.そこで本研究では,九州地方の8つの1級河川を対象とし,現河道に対する氾濫を考慮した流出解析モデルを構築し,d4PDFを入力値として各流域毎に適合率の高い流量確率分布を明らかにすることを目的とした.その結果,降水量確率評価で用いられるGumbel分布は,流量においても平均的に適合度が高いことが確認された.ただし,河川によっては最も適合度が高い分布形が異なる場合も存在するため,河川毎に適合する分布形を適切に評価する必要性も示唆された.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390584796487442816
  • DOI
    10.2208/jscejj.24-16138
  • ISSN
    24366021
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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