千葉大学における日韓共同理工系学部留学生事業の20年

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  • Japan-Korea Joint Program for Science & Engineering at Chiba University from 2000 to 2020

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[要旨] 日韓共同理工系学部留学生事業(日韓プログラム)は、1998年に金大中大韓民国大統領(当時)と小渕恵三首相(当時)の間で交わされた行動計画の一環として、日本の国立大学の中で理工系学部と日本語教育を行う留学生センター(当時)の両方を持つ大学で韓国人留学生の受け入れを行ったプログラムである。2000年10月から千葉大学留学生センター(当時)の日本語研修コース(日本語予備教育)の中に日韓プログラムの学生を受け入れ、予備教育を行うことになった。その後、20年にわたって、千葉大学には、毎年、韓国人留学生の配置があり、累計94名の学生に対して日本語と専門科目の予備教育を実施した。既に佐藤・東田(2007)、佐藤(2017)などで、千葉大学で学ぶ、または、学んだ学生についての報告はされているが、本稿では、20年間の受け入れ学生、教育内容、修了生の動向および修了生の日韓プログラムに対する評価を報告する。

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